20世紀の革命・ゲリラ兵士、チェ・ゲバラ。彼の生き方に共感、憧れる人も多いでしょう。近年、映画も公開されファンも増え、これをきっかけにキューバを訪れたいあなたへ。
- ハバナ市内、革命広場
- 内務省の壁にベレー帽のゲバラの姿が。新市街の中心に位置し、毎年1月1日、5月1日はカストロ議長の演説があり、数十万人もの人が広場を埋め尽くす。ホセ・マルティの像、その後ろにある塔はホセ・マルティ記念博物館。最上階まで上ることができ、星型になった建物がよくわかる。最上階からの眺めはハバナの街がどのようになっているか良くわかる。日本の方向に矢印でJAPONとかかれている。
- 第一ゲバラ邸宅
- カバーニャ要塞に隣接。革命政権樹立後、ゲバラの第一邸宅だった。館内には主に写真が展示されいてる。
- ゲバラ研究所(ゲバラ第2邸宅前)
- 2007年にオープン予定(グランドオープンはまだ)。敷地内にはさまざまな写真や彼が愛用していた1960年式シボレービスケインなどが展示され、見学可能になる予定ですが工事が完了していないため車にはカバーがかけられまだ実際には見られません。研究所内の見学はまだできませんが外観は見られます。このあたりをうろうろしていると娘さんにあえるかも!?
- 革命博物館
- 旧市街のプラド通りにあるスペイン・コロニアル様式の立派な建物。館内には革命に関する写真、資料、武器などが展示されていて革命の様子が良くわかる。が、一部英語の説明もあるがほとんどスペイン語で記載されている。裏手の広場には戦車と革命軍がメキシコからキューバに密航したヨット「グランマ号」がある。
- 7月26日モンカダ兵営博物館
- サンティアゴデクーバにある、キューバ革命の火蓋を切った歴史的な場所。現在は博物館となっており、館内にはカストロとラウルの舞台がとった襲撃の経路やメンバーの写真などが展示されている。壁に弾丸の跡が残っている。
- サンタ・クララ
- チェ・ゲバラ縁の地。キューバへ来たゲバラファンがここをはずすわけにはいかない。サンタ・クララの革命広場にはチェ・ゲバラの巨大な銅像が建っている。その下に博物館、ゲバラの納骨堂がある。銅像はゲバラ没後20周年である、1987年に造られた。銅像の横にはカストロに宛てた「別れの手紙」の彫刻などもある。没後30周年の1997年に、ボリビアで発掘されたゲバラの遺骨がキューバに返還されこの納骨堂に収められた。博物館には革命戦争時のサンタ・クララの戦いの様子、チェ・ゲバラの人生が紹介されている。納骨堂の奥に、遺骨返還時にカストロ議長が点火した「永遠の火」が小さく燃えている。
- 装甲列車襲撃記念碑(サンタ・クララ)
- 1958年12月29日、わずか18人のゲリラ部隊が装甲列車に奇襲をかけ、政府軍が投降した。貨車の中に襲撃当時の機関銃や火炎瓶などの兵器が展示され、博物館のようになっている。キューバ現代美術を象徴するような前衛的な記念碑が建っている。
- カピーロの丘(サンタ・クララ)
- コミテ・プロビンシアルという役所の前にチェ・ゲバラが子供を抱いた等身大の銅像がある。革命軍が戦略拠点にした場所のひとつ。